プロフィール

サチマナ

Author:サチマナ
1984・12・8、名古屋出身。
2003年大学入学、10月よりアトリエ路樹絵に通いはじめ、
現在もクロッキーなどに出没。
2005年京都市染織試験場にて手描友禅研修を受講。
2007年大学卒業と同時に吉田喜八朗氏に師事、
2009年4月に退職。

2005年より、年に一度染織技術者グループ”彩葉”(いろは)で
グループ展を行う。
2009年日本伝統工芸会近畿支部展入選。

自分で布に描いて、それを着れるなんてなんとステキなんだろう、
そう思って友禅の世界に足を踏み入れました。
いつの時代でもどんな場所にあってもけして埋もれることの無い、
そんな輝きをはなつ作品を作りたいと思います。

物を作りたい欲求はとどまることをしらず、
サチモネ名義でアクセサリーを制作。
鴨川べりで雀を愛で、チンチラを飼いたい欲求を押さえ込む日々。

そんな日々。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


ブロとも申請フォーム


<
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
皆川博子著作の『花闇』を読んだ。
わりと古い作品だが手をつけずにいた。
史実をベースにしたフィクションで、中々凄まじいお話なのだが、
読了後、なんともいえぬ爽やかな気分になった。しかしまだ皆川ワールドから抜け出せず、
なんとなしにふわふわした気分だ。

歌舞伎役者の澤村田之助の生涯を、彼のつき人である三すじの目線から綴ったこの作品。
類い稀なる才能と、美貌を持ちつつも、病気に見舞われ体の部分を失う田之助。
あんまり書くとネタばれになってしまうからやめておこう。でも皆川作品には度々そういう人物が登場する。
『ゆめこ縮緬』の短編にも美しい顔に熱湯をかぶり反面がただれてしまった青年や『ジャムの真昼』にも。
欠けたことによって一層その美が際立つという美学。
作品の中に皆川博子さんの一貫した美がちりばめられていて。読んでいると、その怪しく美しい世界にどっぷり
はまってしまう。描写もすばらしく豊かで細やかなので、情景や着衣、登場人物の面相などもまるで映像のように脳に入ってくる。

高校生の時に読んだ『死の泉』でどっぷりはまり、受験期にこっそり読んだ『冬の旅人』(だいぶ長編だったので)。文字の中に圧倒的な。ぶれない世界を綴る作家皆川博子を表現者として本当に尊敬する。

こういう表現者でありたいと思う。

ということで新作の一部(袖)をちらり。


DSCF3819_convert_20111013000734.jpg

スポンサーサイト

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。